こんにちは。雨宮と申します。
倉吉に行ってきたので、その感想です。
こちらに記事はpart2になりますので、よろしければpart1からどうぞ。
・12日(金) 11:00
長いことインターネットに浸かっていると見たことがあるかもしれないこのコピペ。
( ≧ㅂ≦)ち!( ≧3≦)く!( ≧□≦)パ! (>皿< 。)ち!(>ε<*)く!(>□<*。)パ! ちくわ〜のパフェなんだよ☆ ちくパ♪ちくパ♪ おいしいめう!おしゃれめう! ヾ(*> υ <)ノ゙ ちくパ♪ちくパ♪ CKP!CKP! ちくパ♪ちくパ♪ ちくパサイコー!
これは「ちくわパフェだよ☆CKP」っていうひなビタ♪の曲の歌詞なんですが、KONAMIの音ゲーに収録されているので主に音ゲーマーが使ってたような気がします。
で、マジで悪ノリみたいなこのちくわパフェという代物、倉吉で実際に商品化されました。日向美ビタースイーツ♪のメンバーである春日咲子ちゃんは実家が喫茶店なのですが、そのモデルではないかと目された(実際にはモデルではなかったと原作者のTOMOSUKEさんが発言しています)喫茶店にて現在通常メニューとして提供されています。ひなビタ♪の聖地巡礼をしに来た身としては行かないわけにはいきません。
その喫茶店がティーラウンジダイアナさん。中心地から15分ほど歩くとのぼりが見えてきます。
「摩訶不思議なコラボ」、まさにそうだと思います。
ドアを開けると、おじいちゃんに出迎えていただきました。一人であることを告げると奥の席へ通されました。
完全に"理解"られている…!
まあ当たり前ですね。平日のこんな時間に一人で喫茶店に来るのは定年まで働いた方か暇な大学生くらいのものです。ましてちくわパフェを出しているお店ですから、普段から僕みたいな人間が来るのでしょう。
わざわざ別のメニューにまとめられています。意を決してちくわパフェを注文。あとこの日は朝早くから活動していたのでブレンドも。
ブレンドコーヒーのスプーンにもひなビタ♪。こういう細かなところでも人に優しくされると嬉しいです。普段あまりオタクで良かったことないので…。
コーヒーは美味しかったです。酸味は控えめで全体的に優しい味でした。美味しかったのですが、コーヒーに全く詳しくないためぼんやりしたコメントしかできずすみません。
こちらが例のちくパ。
お~。
確かにパフェにちくわが刺さっています。奥のピンク色の棒がちくわです。めうカラーですね。こちらのスプーンにも咲子の顔が。確かどっかで使われてたSDキャラver.ですね。かわいい。
いざ実食。
まずポッキーが嬉しい。パフェに2本ポッキーが刺さってるのは常識って東海オンエアも言ってました。
急にすみません。ちなみにこれが東海オンエアで一番面白い動画だと思ってます。
パフェの話に戻すと、真ん中にはバニラと抹茶のアイスが二段重ねになっています。サイドにバナナとりんご、トップにさくらんぼ。バナナの甘さと抹茶の苦み、さくらんぼの酸味とバニラのまろやかさが大変相性が良い。
さて問題のちくわへ。
このちくわですが、かなり塩味が強くなっています。どう頑張っても甘みと合わなかった魚の風味を減衰させるための処置でしょうか。ただそのおかげか確かに塩キャラメルの亜種的なポジションに収まることに成功している気がします。しかしどうしても独特な味であるという評価を下さざるを得ませんでした。意外と美味しかった…のですが普通のパフェがあったら次はそちらを選ぶと思います。平日の昼にも関わらず僕の他に地元の方が三組ほどいらしたので、きっと他のメニューも大変美味しいのだと思います。
ちなみにこのパフェ、最下層が何かの蜜のようなものとナタデココなのですが、その蜜がブルーハワイ味なのか何なのか、青いんですよね。普通に食べ進めていると粘性のある青い液体が出てくるのでめちゃくちゃビビります。僕はちくわよりそちらが衝撃でした。
何はともあれ貴重な経験でした。
店内にはちくわパフェ神社がありました。熱量が凄い。
・12日(金) 12:00
カフェで一休みして次に向かったのは和菓子屋さん。昼飯もまだなのにスイーツ好きすぎだろとお思いかもしれませんがスタンプラリーのためです。あと先程のダイアナさんと次に行った精華堂が中心街から少し離れていたので丁度よかったのもあります。
この打吹公園だんご、というのがこのあたりの名物で、その打吹公園はもっと中心街に近い場所にあるのですが、公園の売店は感染症対策で休業中っぽかったです。
併設カフェで注文したのがこのおだんご。結構小さいです。まず300mLのペットボトルを想像してもらって、で、その上から下までの長さよりも短い串に刺さっています。ちなみにこれしか頼まなかったのは日和ってたわけではなくて(弁明)、この前に売店で後で食べる用のだんごを買っていたからです。オタク君がすみません…という感じで申し訳なさそうにスタンプラリー台紙を提出したら、向こうも申し訳なさそうにこれカフェの方でやってるスタンプなんですよ…と言われて大変気まずかったです。
味は…美味しかったです、美味しかったんですけど、味ついてて美味しいです(剣崎梨々花)くらいしか言えなくてすみません。白あんはちゃんと白あんの味しました。あと無料であったかいお茶出してくれて、この日寒空の下を歩いてたので染みました。ありがとうございます。
半袖のめう。元気だね。
駐車場の隅にありました。
時刻は12時を過ぎ、パフェとだんごだけではお腹がペコリンになってきたので中心街の方へ30分くらい歩いて戻ります。
・12日(金) 12:10
に、潜む
レモンの死骸が落ちている街、倉吉。
・12日(金) 12:15
シャノワールってのはひなビタ♪に登場する咲子ちゃんの実家の喫茶店なんですけど、小物・雑貨のお店って書いてあるので多分関係ないと思います。でも気になったので撮りました。
・12日(金) 12:30
ということで30分歩いてやってきたのが扇雀(せんじゃく)食堂さん。
特に深い考えはなかったのですが、写真でチャイナを着てくれている心菜ともう一人の夏陽(赤いほう)の双子は作中で中華料理店ロンロンでバイトをしているという描写があったので、せっかくならということでスタンプラリーに参加されている中華料理屋さんへ。ちなみに「ロンロンへライライライ!」というここなつの曲があるんですが、ロンロンのCMソングとして作成されたという設定からか、かっこいい曲が多いここなつのレパートリーの中でかなり可愛い、とか盛り上がる、に寄った曲調で結構好きです。
店内に入るとこんなポスターも貼ってありました。やっぱり来て良かったです。
鳥取県は牛骨ラーメンってのが有名らしいのでそれも食べてみたかったんですけど、ここのメニューの一番上に「鳥取ホワイト」ってのがあって、牛乳ラーメンということで非常に興味をそそられたので注文。
値段は忘れてしまいましたが、そもそも地元向けの中華食堂のような感じ(改築して綺麗になっていましたが)で全体的に安かったと思います。
牛乳ラーメンってヤバ!って人のために説明しておくと、ちゃんと美味しいです。僕が昔行ってた万福という中華食堂が東京の高円寺にありまして、そこの名物メニューも牛乳ラーメンだったんですよね。ご高齢の夫婦で経営されていてだいぶ前に畳んでしまったのですが、だしのきいた塩気の強いシチューみたいな感じで大変美味しかったのを覚えています。市販の牛乳をそのまま鍋にぶち込んでたし(見たので間違いない)、牛乳の銘柄も別に決まってなかった(見たので間違いない)のにいつも変わらない味で出てきて感動してました。
ここまで全然関係ない高円寺の話で、本題は鳥取ホワイト。こちらはより粘度が高く、塩味が和らいだ代わりにクリーミーさが増していて、それが胡椒とよく合うラーメンでした。
ニコ百に記事あってワロタ。
お腹も満たされたところで散歩でもしようかなという事で、ここからは地域全体に点在しているひなビタ♪キャラの等身大パネルたちを撮影しにウロウロしていたのですが、枚数が多いのでpart3に回します。
とりあえずパネル撮影以外の出来事まとめ。
・12日(金) 13:30
倉吉鉄道記念館。さっきの扇雀食堂さんから歩いてすぐのところにあったので立ち寄りました。
昔鉄道が今の倉吉駅から倉吉の中心街を通ってもっと先まで続いていたんですよ~みたいなことが書いてありました。決して広い施設ではありませんが最近鉄道系YouTuberめっちゃ見てる(恥ずかしい)ので楽しかったです。
隣の公園みたいなところにありました。謎オブジェが。
僕は意味わからないものがめちゃくちゃ好きなので、当然写真を撮りました。
タイトルは「異・空間 92-2」らしいです。もう本当に訳が分からなくて興奮しました。1-1から全部揃えたい(あるの?)。
・12日(金) 14:00
今日の宿のお供を手に入れるため訪れたのはいなしま酒店さん。地図で見てもらえれば分かるんですが、ここは朝一で来た円形劇場のすぐ近くなので非効率的にめちゃくちゃ行ったり来たりしています。
いなしま酒店さん、この写真がバーンと表に貼ってあって、かなり目を惹きます。Twitterで鳥取が地元だというフォロワーにここをお勧めされたのもあって、日本酒が好きなので探しに行きました。
店内に入ると写真のイケてるお兄さんがそのまんまのビジュアルで話しかけてきて、どういうのお探しですか?とかひなビタ♪民の方ですか?とかすっごいフレンドリーな感じです。見た目もあって一瞬ホストクラブに来たかと勘違いしてしまいました。
鳥取の、特に県央を代表する銘酒であるという"鷹勇"という銘柄を購入しました。この夜宿で飲みました。美味しかったです(マジでお酒に関して詳しい感想が言えない)。ありがとうございました。
・12日(金) 14:30
街の中心部にありながらここまでスルーしてた赤瓦一号館さんへ。名前から内容が想像できなかったのですが、道の駅の亜種みたいな感じでした。歴史や特産品を紹介する展示に、地元のギフトショップがいくつか。
なんでねぶたなんだろ?と思ったらねぶたじゃなくて南総里見八犬伝のゆかりの地って書いてあったんですけどやっぱりなんでなん?となってしまいました(南総は南総なので)。結構街のいろんな建物に歴史なんかが書いてあったんですけどポケーっと見てたので忘れてしまいました。申し訳ございません。
マジで1回ちょろっと出てきただけなのに宇崎が頑張りすぎてて凄い。
本当はここに貼ってあるような写真のアングル全部探せるはずなんですけど…疲れていたのでまた時間のあるときにでも。ただ街並みは本当にそのままなので、没入感はありました。
ここにもフィギュア置いてありました。
・12日(金) 15:30
3時間ほど歩きまわってガチで疲れたので(あとスタンプを集めるため)タピりました。
久楽(くら)さん。確か500円くらいでした。小石が敷き詰められたお洒落な床と、座る用の畳もあって、本当はゆっくりしたかったんですけどスタンプラリーの制限時間が迫っていたので超頑張って吸引しました。
スプーンついてきました。使わなかったけど。
・12日(金) 16:00
ラスト1店舗、coup la café(クラカフェ)さん。倉吉、という地名と有名な土蔵群で「くら」とつく店舗がとても多かったです。めっちゃバンドリ要素あるな…と思いながら歩いてました。こちらはスタンプラリーの台紙を貰った観光案内所の向かいにあるのですが、朝からカフェの気分でもなかったので最後に来店。
甘くてあったかくて、あとはもう宿にチェックインするだけだったのでめちゃくちゃ寝そうになりました。ここにもタピオカあったんですけど流石に遠慮しました。
・12日(金) 16:30
観光案内所でスタンプラリーの景品を交換してもらい、やっとこさ宿にチェックイン。
普段旅先で快活を探して彷徨ってるタイプの人間なので、ちゃんとした宿は逆に新鮮でした。今の自宅に畳が無いので久しぶりにイグサの香りを感じられたのも良かったです。
そんな成人男性一人が泊まるには十分すぎるお部屋を提供してくださったのは石井旅館(いしいりょかん)さん。土蔵群の東寄りに位置していて、市役所前のバス停ともすぐ隣なのでどこへ行くにも便利な好立地です。
実は予約の電話の際に特に何も文面などで内容を記録されていなかった(旅館ってそんなもんですか?)ので、予約内容がしっかり伝わっているか少し不安だったのですが、ちゃんと広すぎる畳に通していただけました。それどころかここの従業員の方々が僕の大好きなタイプのおばちゃんとかおじちゃんで終始ニコニコしておりました。
見てくださいこれ。
旦那さんからお茶、女将さんから柿を頂いてしまいました。部屋にはポットがあるのですがもし冷たいお茶も飲みたいようなら、とマジでこちらからは何も言っていないのに部屋に持ってきていただいた伊右衛門のペットボトルと、多分特に理由とか無いけどサービス精神でいただいてしまった柿(おばあちゃんの家で出てくるフルーツ:第1位)。
倉吉あったけえなあ…
後ろに映ってるパソコンで大学の課題をしています。ちなみにお酒を飲んでしまったため全く進みませんでした。
あと残念ながらお団子と日本酒の相性はあまり良くなかったです。
・12日(金) 19:00
お団子だとか日本酒だとかはお風呂を頂いた後の話なのですが、その前に夕飯を食べに行きました。といってもこのあたりはもう17~18時くらいで九割方の店が閉まるので選択肢は多くありません。
今回選んだのは泊っている石井旅館さんの目の前にある、町屋清水庵(まちやせいすいあん)さん。もともと餅の専門店らしく、特徴的な"餅しゃぶ"を提供しています。正直今回の旅行で一番感動したのはここです。美味すぎて。
皆さんしゃぶしゃぶはご存じだと思いますが、餅しゃぶはその名の通り、餅を出汁にくぐらせて食べます。右側の皿に乗っているカラフルな奴らが全部、薄切りになった餅なのです。
説明にあるように、5~10秒しゃぶしゃぶするんですが、この時間設定が本当に絶妙で、5秒のときと10秒のときで全く食感が違うんです。餅自体もいつも正月に買いすぎて余るカチコチのものではなく専門店の滑らかな口触りのものなので、5秒くぐらせるだけで十分美味しいです。なんと言ったらいいか、硬めの生チョコみたいな感じ、で合っているのか怪しいですが、とにかく新食感でした。あ~今までの新食感って嘘だったんだな~と思いました。これが10秒にするともっとちゃんと餅になります。たとえるなら柔らかめのキャラメル。こっちは結構正確だと思います。
餅はそもそも炭水化物ですし、うどんやつみれもついてこの写真の他に茶碗蒸しととち餅が出てくるのでかなりお腹いっぱいになります。その上餅は全て味が違うので常に新しい発見があります。1650円でこのクオリティの料理を満足するまで食べられるのははっきり言って超お得です。
超おススメ、町屋清水庵さんでした。
↑メニュー見れます。
・13日(土) 7:30
アルコールを摂取したのもあってぐっすり睡眠、朝8時のバスに間に合うよう宿を後にしました。本当は朝食付きのプランもあったんですけど泣く泣く断念。
観光案内所の目の前にあったんですが、昨日撮れなかったので誰も歩いていない朝早くに撮影。本当はこのマンホール、このひなビタ♪バージョンと別にもう一つここなつバージョンもどこかにあるらしいのですが、普通に見つけられませんでした。誰か見つけた方は教えてください。
この後倉吉市役所前からバスで広島まで行きました。調べて初めて直行便があることを知り驚きました。
最後に倉吉の風景を載せておきます。
それではPart3でお会いしましょう。